ドラマ9部

ナレーション「第9部 スタート」  (06/18 13:49)

GMあるいはレフリー「冒険者の前には巨大な洞窟が口を開けて待ち構えている、そうアレが住むと言われている洞窟だ。街でさんざんアレの捕獲成功を吹いて来た君たちは、今さら引き返す事は出来ない。もっとも一生「ビックマウス」と言われ続けられても良いのなら話は別だ。」
エスエス氏「T氏がアレを捕まえるからツケをチャラにしろなんて言うから、、、」
T氏「そっちこそ、アレを捕まえて店の飾りに持ってきてやるから、16年ものを樽で飲ませろなんて言っていたじゃないか。y君だって、押さんだって、みんな勝手な約束をしてたじゃないか。」
ミスターD「結局みんなマスターにうまく乗せられちゃったんだよ。」

y君「じゃあ入りますか、(大声で)こ〜ん〜に〜ち〜はぁ〜」
押(怒)「大声を出すんじゃないっ!!!」
効果音「ウオオォォォン」
ナレーション「洞窟の奥から、外の話声に反応するかのように、声とも音ともつかない何かが聞こえてきた。」
y君「ほら、「いらっしゃい」って言ってるよ。」
エスエス氏「突撃〜(とy君を突き飛ばす)」
GMあるいはレフリー「y君の姿は洞窟内に消えて行った。代わりに奥の方から、短い4つ足、長い胴、丸い目をした獣(体重12.5kg)が現れた。」
まくすけ「がうがう」
GMあるいはレフリー「エスエス氏はチャームされ言いなりだ。T氏はSANチェックして下さい。」
T氏「とぉ、アレ12(2D6)だ。でへへ〜でへへ」
ナレーション「T氏は驚いて踊り出した」
まくすけ「さんぽさんぽ」
GMあるいはレフリー「エスエス氏は散歩に連れて行かれた。1時間くらい戻らないだろう。」
押(怒)「あの獣では門番として役不足だな。」
ミスターD「力、、、、まあ先に進みましょう。」
T氏「でへへぇ〜、でぇへぇへぇ〜〜、」
ナレーション「T氏は、踊りながら暗がりに入って行った。」
ミスターD「あ、まて。僕も一緒にくぞ。みんなもついて来いよ。」
押(怒)「皆、敵地に赴く心構えが出来ておらん、ブツブツ」

GMあるいはレフリー「明かりも持たずに暗闇に入って直ぐ、足下に何か有りました。各自2D6してDEX以下で転倒です。T氏は踊っているのでサイの目に+2して良いです。」
T氏「でへへぇ〜、今回はピンゾロでぇへぇへぇ〜〜、」
ミスターD「おいらは、8(DEX9)。」
押(怒)「ほれ9(DEX10)」
y君「ぐえぇぇぇぇ〜、とひゃぁぁぁ〜、ぐふぅぅぅぅ〜」
GMあるいはレフリー「皆に踏み付けられ悲鳴をあげるy君、しかし、y君がそこで倒れていたおかげで、天井の突起物に頭をぶつけ失神する事は避けられた。」
格さん。「あれぇ、皆さんどうなさったのですか。」
ナレーション「いきなり、穴の奥の方から、「格さん。」がノートパソコンを持って現れた。」
押(怒)「えっ、から出張中じゃ、、、、さてはニセモノ?ドッペルなんとか?」
y君「怪しい時はとりあえず殴ってみましょう。そりゃぁ〜」
GMあるいはレフリー「倒れていたy君は飛び起きて殴ろうとしているが、上に3人乗っているのでじたばたするしがない。」
格さん。「良く分りませんが、時給1500円でお手伝いしますよ。また、必要な物が有れば、手数料5%でネット通販いたします。」
押(怒)「では、食料と明かりと、、、武器、そうですねぇ、、、T氏にはビール瓶、y君にはASLのマニュアル、私にはRPG用ダイスセット、Mr.Dにはピッチカーをお願いします。」
T氏「エスエス氏の分も何か頼んでおいたら。料金は3倍付けで請求すればいいし。」
押(怒)「では、エスエス氏用の武器として、パイプ用原木を注文します。」
ミスターD「お散歩用のビニール袋も50万枚くらい買っておいたら。」
格さん。「いろいろお買い上げありがとうございます。ところでお支払い方法は、、、」
押(怒)「後からエスエス氏が来るので、彼に払ってもらって下さい。もちろん、ビニール袋もね。」
T氏「じゃぁ、そういうことで。よろしく。」
大佐と呼んで♪「まいど〜、御注文の品をお届けにあがりました〜、ハンコくださ〜い。 ハイ、ど〜も〜、では、また宜しく〜〜〜」
効果音「エ〜〜!」
y君「ど」

まくすけ「がうがう♪」
GMあるいはレフリー「遊んでいる内に番獣がエスエス氏をひきずって帰って来た。」
まくすけ「ごはんごはん」
ナレーション「エスエス氏はy君のリュックから食料を抜き取り、番獣に与えている。」
格さん。「え〜ではお支払いを、、、、、聞いていますぅ?」
まくすけ「あそべあそべ!」
GMあるいはレフリー「エスエス氏は番獣に遊びに連れて行かれた。多分一時間くらい(略)、支払いを無私された格さん。は仕方なく一行と一緒に行く事になった。」
押(怒)「いくぞぉ」
大佐と呼んで♪「なんでおまえが仕切るんだ」
T氏「いいから、先に進むぞ。」
大佐と呼んで♪「うるさい、仕切るな。」
ナレーション「騒がしい一行はひとまず、奥へと進んでいいた。」
y君「置いてかないでねぇ〜」
格さん。「払ってくださいよぉ〜」
T氏「だから、エスエス氏が払います。」
エスエス氏「俺じゃねーよ くそ」
ナレーション「遠くでエスエス氏が叫んでいる、、が皆には聞こえない様だ。」
大佐と呼んで♪「面倒だから、おまえもついてこい」
ナレーション「無理矢理パーティーを増やした一行は洞窟の奥へと進んでいった。」

効果音「ガサガサ、ゴソ、バリバリ」  
ナレーション「奥から妙な音が聞こえて来る。」
y君「がさがさ、ごそ、ばりばり だって」
T氏「でへへぇ〜、でぇへぇへぇ〜〜、」
大佐と呼んで♪「こいつら、うるさいから、生贄にしてしまえ。それ。」  
ナレーション「y君、TO」
GMあるいはレフリー「正体の分らぬ音に突っ込むy君、武器はもちろんASLのルールブックだ。」
ミスターD「それ行け」
ナレーション「ミスターDは物陰から叫ぶ」
y君「猫がいました〜」
ナレーション「空中に浮かんだ状態でy君が叫んでいる。」
GMあるいはレフリー「その巨大な猫はy君をくわえた状態でパーティの前に姿を現した。体は黄色と黒のシマシマで、体重は100kg以上ありそうなチャーミングな猫だ。」
大佐と呼んで♪「これでもくらえ」
ナレーション「大佐は何故かポケットに入れていた「またたび」と「ボックスティッシュ」を投げつけた。」
効果音「ふぎゃーーーー」
GMあるいはレフリー「大(熊)猫はじゃれて転がりまくっているので、全員DEXでチェック。捕まっているy君とでへへなT氏はぞろ目も失敗とします。」
ミスターD「軽く、さっと避けます(成功)」
大佐と呼んで♪「軽くさっと、、、、(失敗)」
T氏「軽くさっと炙ります(回避は失敗、でもおつまみ作成:スルメ:は成功)」
y君「軽くさっと、、、食べられちゃった、、、」
押(怒)「よけるぞ、おらぁ、、(成功)」
格さん。「お金もらう迄ついて行きます、どこまでも(成功)」
GMあるいはレフリー「大(熊)猫の下敷きになった人は1D6のダメージ。y君は頭だけになりました。格さんから機械の躯を買って下さい。T氏のつまみは猫に取り上げられました。」
ナレーション「ひとしきり暴れた大(熊)猫はどこへともなく去っていった。」

エスエス氏「おぉーい、待ってくれ〜」
ナレーション「開放されたエスエス氏が追い付いて来た。」
押(怒)「肝心なときにどこへ行ってたんだよ!!」
エスエス氏「ほう、雑魚と戦った様ですが、あれが肝心な時ってやつですかい?」
ナレーション「エスエス氏の一言に反応して、他のメンバーが無言でエスエス氏を取り囲んだ。」
大佐と呼んで♪「ここにy君と一緒に埋めちゃいましょう♪」
エスエス氏「俺がいなくてアレの捕獲できるのか、これからが肝心だろ。。。。。」
ナレーション「埋められて、首だけ地面に出した状態で叫んでいるエスエス氏を後目に、一向は奥へと進んで行く。」
格さん。「あのー、良いのでしょうかねぇ」
ミスターD「良いんだよ、あれくらいでくたばりはしないよ。」

ナレーション「その時急に風が」
効果音「ゴォォォォォ〜〜〜」
大佐と呼んで♪「さぁ、先に進むぞ。」
GMあるいはレフリー「しかし、風が強く思う様に前に進めない。」
ミスターD「我が家に古くから伝わる風を止める呪文を唱えます「イア イア ハスター ハスター クフアヤク…」」
GMあるいはレフリー「呪文が終わると同時に強い風が吹き、ミスターDの姿が見えなくなった。そして、先ほど迄の強風が嘘の様に風が止んだ。」


ナレーション「それから数日後、一向はついに最深部と思わしき所までやって来た。目の前には大きな扉があり、何か文字が書いてある様だ。」
T氏「右「いよいよ」左「デヘヘ〜」右「アレの登場かな」左「デヘヘ〜〜」」
ナレーション「途中の遺伝子改造室で双頭になったT氏はゆっくりと扉を開けた。」
効果音「ピロピロ〜ン」
大佐と呼んで♪「みんな起きろ、しっかりしろ。」
格さん。「そうですよ、こんな風に負けているんじゃぁ、お金はもらえませんよ。」
ナレーション「聞き慣れた、しかし、聞きたくない音を聞き、一同混乱し始めた。そんなことにお構いなく、「あの」100面賽子が近づいてくる。」
押(怒)「「アレ」って結局これか!ウホッ!!」
ナレーション「度重なる戦闘で、すっかり呪い師と化した押(怒)が自らを凶猿化して躍り出た。」
まくすけ「ばうっ、がうっ」
GMあるいはレフリー「番獣は押(怒)(猿化)を威嚇したあと、噛み付いた。逃げる押(猿)、追っかける番獣、入り口に向かって去っていった。」
大佐と呼んで♪「あの番犬、自分の趣味を優先するとは良い心がけだな。よしみんなかかれ。」
ナレーション「号令をかけるとサッと姿を隠す大佐♪、途中で見つけた指輪をはめたらしい。」
効果音「ピロピロ〜ン〜ロピロピ、ピロピロ〜ン〜ロピロピ」
ナレーション「賽子は転がりながらさらに巨大化した。」
格さん。「なんか、やばくないですか、、」
ナレーション「さらに巨大化し続ける賽子はついに天井に達した。」
格さん。「これは、、捕獲不能ですね。帰りますか。」
大佐と呼んで♪「何か持って帰らないと借金が、、(格さんのノートブックパソコンを見つめながら)」
格さん。「(ノートブックを背中に隠しながら)、、、見せ物にするのにちょうど良い人物に心当たりが、、」
ナレーション「と言うと同時に、T氏の右の頭の口にもスコッチ瓶を突っ込んだ。」
T氏「こっちにも寄こせよ」
ナレーション「T氏の左の頭は文句を言い出した。うるさがった大佐♪はグレーンウィスキーを突っ込んだ。」
効果音「ピロピロ〜ン(ガラガラ)」
ナレーション「騒いでる一同をよそに巨大化を続ける賽子はついに、洞窟本体を崩し始めた。(さぁ、たいへん)」

格さん。「撤収!!」
GMあるいはレフリー「さあさあ、撤収チェックです。2D6でDex.以上だしてね。失敗は生き埋めだよ。」
y君「誰か持って行ってくれませんか〜」
ナレーション「ゴキゲンなT氏はy君の蹴りながら走り始めたが、エスエス氏の頭にけつまずき転んでしまった。」
GMあるいはレフリー「お〜い、チェックしてから撤収してくれ〜」
ナレーション「誰もGMの言う事など聞かない。まるで鈴、、、」
大佐と呼んで♪「ナレーションの後ろに周りこんで、口を押さえつつ頸(以下規制により削除)」
GMあるいはレフリー「転んだT氏の後ろから超巨大100面賽子が襲ってくる。」
T氏「でへへぇ〜、でぇへぇへぇ〜〜、」
y君「あ〜れ〜」
エスエス氏「ぎょ〜え〜」
効果音「ぐしゃ、プチ、プチ。ピロピロ〜ン」

さりも「えっち」
大佐と呼んで♪「あい」
ナレーション「、、、なんだか知らないけど、、3人はつぶれまいした。生き残っている、格さんと大佐とdさん(だと思うけど)は、果たして逃げ切れるか、、、」  
GMあるいはレフリー「dさんはすでに久遠のかなたですね、残りの2人と突然現れたさりも君は生き残りチェックだよ、、、、」
格さん。「(生き残りチェック成功)あ、ちょうど良い所でアレに出会えました(さりもの首根っこを押さえる)」
さりも「えっ」
大佐と呼んで♪「よし、よくやった。転進するぞっ。」

ナレーション「こうしてアレを捕獲した2人は意気揚々として町に向かいます。しかし、町は既に超巨大100面賽子に荒らされ廃虚と化しているのであった。」